ボトルに入れた水をくぐらせて煙を吸うことから、シーシャは水たばこと呼ばれることもあります。水をフィルターにするからこその水たばこ、シーシャですが、実はボトルに入れる液体は水以外に変更することも可能です。
シーシャ屋さんによく行く人なら、ボトルにお酒を入れるアルコールシーシャを体験したことがある方も多いのではないでしょうか。
アルコールシーシャは、実はご自宅でも簡単に作ることができます。今回はアルコールシーシャの作り方や作成時の注意点などを解説していきます。
アルコールシーシャの作り方とは
自宅でアルコールシーシャを作る方法は、いたってシンプルで簡単です。普段水を入れている部分に、お酒を入れるだけでアルコールシーシャは完成します。
ボトルにお酒を入れることで、シーシャの味にお酒の風味をプラスすることができます。入れるお酒の種類によって、シーシャの味にプラスできる味も異なるため、シーシャのミックスに合わせて入れるお酒を考えてみるのも楽しいでしょう。
アルコールシーシャを作るときの注意点
ボトルの水をお酒に変えるだけで、簡単にアルコールシーシャは作れます。作り方自体は簡単ですが、実際にアルコールシーシャをするなら、注意すべきポイントがいくつかあります。
注意点を正しく理解して、美味しいアルコールシーシャを楽しみましょう。
お酒を入れすぎない
アルコールシーシャだからといって、ボトルに入れる液体のすべてがお酒にするわけではありません。ボトル全量のお酒を入れると、アルコール感が強すぎて吸えなくなる可能性が高いです。
使用するお酒の度数やボトルの大きさによっても変わりますが、ワインなど10度以上のお酒を入れる場合は、必ず水で割るようにしましょう。
度数が10度以下の果実酒などを使用する場合は、水の量を減らしてお酒を増やしても構いません。ウイスキーやジン、ラムなどのスピリッツ系のお酒を入れる場合は、お酒の分量をかなり減らし、アルコール感が弱いと感じるなら後から追加する方法がおすすめです。
通常のシーシャよりも酔いやすい
ボトルにお酒を入れて吸うことで、通常のシーシャよりも酔いやすくなります。この「酔う」とは、お酒に酔うのはもちろん、シーシャにも酔いやすくなることは覚えておきましょう。
アルコールシーシャは吸うとお酒の匂いや味を感じ、お酒に弱い人だと吸うだけで顔が赤くなるなど、飲酒したときと同じ反応が出る場合があります。
また、アルコールシーシャはお酒とシーシャのフレーバーの味の両方を感じるため、普段よりも味が濃くなり、味酔いやニコチンによるヤニクラを引き起こしやすかったりもします。
通常のシーシャよりもからだに負担がかかりやすいため、自宅でアルコールシーシャに挑戦する場合は、万全の体調のときに臨みましょう。
ボトルに匂いが残りやすい
お酒は全般的に味や香りが強いため、使用後はボトルにお酒の匂いが残りやすいです。そのため、洗浄は念入りにおこなう必要があり、雑に洗ってしまうと次回水を入れて吸った場合でも、お酒の匂いを感じてしまう可能性があります。
通常のシーシャをクリアな味で楽しむには、アルコールシーシャをした後は念入りにボトルを洗浄して、お酒の匂いが残らないようにメンテナンスをしておきましょう。
アルコールシーシャにおすすめのミックス
アルコールシーシャをするなら、ボトルに入れるお酒のチョイスはもちろん、どのようなミックスで吸うかも考える必要があります。
アルコールシーシャはシーシャで酔っぱらうためのツールではなく、お酒の味を活かしてミックスの可能性を広げるための方法です。
お酒ごとにどのようなフレーバーが合うかは異なるため、それぞれ独断と偏見でおすすめのミックスとお酒の組み合わせをご紹介します。
ワインはベリーか柑橘
ボトルにワインを入れる場合は、赤ワインなのか白ワインなのかでおすすめのミックスは異なります。赤ワインの場合はぶどうやベリーなどのフレーバーと相性がよく、白ワインなら柑橘系やりんごなどとと合わせるのがおすすめです。
赤ワイン
- グレープ×ブルーベリー
- ラズベリー×ストロベリー
- ブルーベリー×プラム
白ワイン
- りんご×ジンジャーエール
- レモン×オレンジ
- ライム×ゆず
それぞれお酒の味からミックスのイメージを引き出すと、より相性のよいアルコールシーシャを作ることができます。
ラムやウイスキーはお菓子系と
ラムやウイスキーをボトルに入れる場合は、バニラやチョコレートなどのお菓子系のミックスがおすすめです。お菓子に洋酒を効かせたものがあるように、実際のスイーツのイメージで作ると味をまとめやすいでしょう。
ラム
- バニラ×キャラメル
- バニラ×ミルク
- チョコレート×アーモンド
ウイスキー
- チョコレート×バニラ
- バニラ×ココナッツ
- コーヒー×ミルク
洋酒はコーヒーと合わせる飲み方やカクテルも存在するため、シーシャのフレーバーでコーヒーをチョイスしてもよいでしょう。
ジンは柑橘系やスパイス
ジンをボトルに入れる場合は、柑橘系やスパイス系でまとめるとよいでしょう。そもそもジンは複数種類のハーブやスパイス、柑橘類などを混ぜ合わせて作っているお酒です。そのため、柑橘系やスパイスとの相性もよく、作り方次第ではシーシャでジントニックの再現もできます。
- ライム×レモン
- レモン×カルダモン
- シナモン×レモングラス
スパイスやハーブと柑橘系を組み合わせることで、ジンのボタニカルさを活かしたシーシャを作れるでしょう。
アルコールシーシャはお酒の分量に気をつけよう
ボトルにお酒を入れて楽しむアルコールシーシャは、入れるお酒の分量に気をつけなければなりません。お酒を入れすぎると吸うのがしんどくなるだけではなく、フレーバーの味もかき消してしまい、せっかくのシーシャタイムが楽しめなくなります。
また、お酒に弱い人はアルコールシーシャだと酔いやすくなるため、お酒を飲みながらアルコールシーシャをする場合は、特に飲む量にも気をつけなければなりません。
手軽にアルコールシーシャを楽しみたいなら、ぜひ当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店にお越しくださいませ。当店ではアルコールや牛乳などをボトルに入れる、ボトルオプションのシーシャをご用意しております。
カクテルさながらのアルコールシーシャをお作りいたしますので、ご興味のある方はご来店くださいません。もちろん、ボトルオプションなしの通常のシーシャも、美味しく作って提供しております。
なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。
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