自宅シーシャにおすすめのフレーバーメーカー|とっておきの3選をご紹介

自宅シーシャを楽しむには、フレーバーの存在が欠かせません。シーシャにはさまざまなフレーバーがあり、全世界には数えきれないほどの種類があります。定番のフルーツに始まり、スイーツ系、スパイス系、フローラル系や特殊系など、味の領域は実に多彩です。

しかし、自宅シーシャではなかなかお店ほどフレーバーを買えないという方も多いでしょう。今回は自宅シーシャをするときにおすすめのフレーバーとはなにか、保管方法なども含めてご紹介していきます。

自宅シーシャのフレーバーはどれくらいいる?

まず自宅シーシャをするにあたって、どれくらいのフレーバーが必要なのでしょうか?結論から言えば、フレーバー1箱50gさえあれば、自宅シーシャを楽しむことは可能です。

シーシャは複数のフレーバーを混ぜて使用するミックスがありますが、実は1つのフレーバーのみ、すなわち単品で吸うこともできます。

フレーバーによっては単品でも十分美味しいものはありますし、初期費用があまりかけられないという方は、まずは1つだけフレーバーを買ってみてもよいでしょう。

では、もっといろんな種類を楽しみたいという人はどうすればよいのか。Shisha Cafe & Bar LAGOSの店主が、個人的におすすめなフレーバーの揃え方をご紹介します。

フルーツフレーバーはマスト

シーシャのフレーバーはたくさんありますが、スタンダードなものはフルーツ系です。そのため、フルーツ系のフレーバーは、最低1つはマストで用意しておきましょう。フルーツ1つあれば、単品でも美味しく吸えますし、他のフレーバーを購入した際のミックスにも使いやすいです。

また、フルーツ系の中には、すでにミントがミックスされているwith Mint系のフレーバーもあります。with Mint系フレーバーなら、それだけでフルーツとミント両方の味を楽しむことができるため、コスパは非常によいでしょう。

もしフルーツ系が苦手で甘いシーシャしか吸わないという人は、バニラやチョコ、キャラメルなどのフレーバーはマストで用意しておきましょう。

フレーバーを複数買うときはミックスを意識する

単品吸いだけでは物足りない、ミックスしてシーシャの真髄を味わいたいという方は、複数種類のフレーバーの購入がおすすめです。このとき意識したいのが、購入するフレーバー同士、あるいは自宅にあるフレーバートミックスして使えるかです。

たとえば欲しいフレーバーがバナナ、レモン、ミントだったとしましょう。レモンとミントは相性がよいですが、バナナとミントはそれほど相性がよくありません。また、甘いバナナと酸っぱいレモンも相性が悪いため、上記3つを購入しても、美味しいミックスができるのはレモン×ミントのみとなってしまいます。

仮にバナナをキウイに変更して考えてみましょう。甘酸っぱい味のキウイはミントとミックスしても美味しく、レモンと混ぜても相性ばっちりです。さらに3つを混ぜて、キウイ×レモン×ミントでも非常に美味しく吸えます。

自宅シーシャですから、興味のあるフレーバーをランダムに購入しても構わないのですが、ミックスを楽しんだり、フレーバー消費量の偏りを減らしたりするなら、購入するもの同士でミックスできそうかを考えてみることが大切です。

とりあえずミントとバニラがあれば便利

自宅シーシャ勢におすすめしたいのが、ミントとバニラをそれぞれ揃えておくことです。ミントとバニラはさまざまなフレーバーにミックスでき、非常に汎用性の高いフレーバーです。

たとえばミントとバニラを持っている状態で、ブルーベリーを購入したとします。ブルーベリーはさっぱり吸いたいならミント、甘くしたいならバニラとミックスでき、新たに購入した1つのフレーバーで、2通りのミックスを楽しむことができます。

さっぱりしたフルーツならミント、甘いフルーツならバニラと混ぜるのがおすすめであり、甘酸っぱいフルーツは気分に合わせてどちらを混ぜてみてもよいでしょう。

1回のシーシャで使用するフレーバーは約10g

使用するボウルによって消費量は異なりますが、シーシャ1回分に必要なフレーバーの量はおおよそ10gです。そのため、50gのパッケージを1つ購入すると、単品吸いしたとして、単純計算で5回分となります。

複数のフレーバーを揃えるならミックスして使えるため、1つのフレーバーの使用量は、1回10g以下になるため、単品吸いするよりも長持ちします。コストはかかりますが、フレーバーが複数あったほうが、フレーバーの減りはゆっくりになるでしょう。

フレーバーは多すぎても少なすぎてもNG

シーシャに使用するフレーバーの量は、多すぎても少なすぎてもよくありません。使用するフレーバーが多すぎると、表面が焦げやすくなり、味が長持ちしづらくなります。

また、少なすぎると味の総量が少なくなってしまうため、すぐに味がなくなったり、濃い味が出づらかったりします。

フレーバーの適正量はボウルの大きさで変わりますが、基本的にはアルミホイルを張ったときに、アルミにフレーバーがぎりぎり当たらないくらいを目安にしてみましょう。

自宅シーシャでおすすめのフレーバーメーカーは?

シーシャのフレーバーを販売しているメーカーは非常に多く、会社によって特徴が異なります。メーカーによって、初心者でも作りやすいかどうかは変わるので注意が必要です。数あるメーカーの中から、自宅シーシャでおすすめのメーカーを3つご紹介します。

初心者でも吸いやすいAZURE

AZUREはアメリカ系のメーカーで、シロップが多く、吸い心地が軽いことが特徴です。また、フルーティーで味が濃いものも多く、煙の喉通りもよいため、シーシャにそれほど慣れていない人でも吸いやすいです。

シーシャのフレーバーは大きく中東系とアメリカ系の2つがあり、初心者でも吸いやすく、作りやすいのがアメリカ系です。AZUREはフルーツだけではなく、スイーツやスパイスのフレーバー多数あります。

  • ライム
  • ラズベリー
  • ライチ
  • レモンマフィン
  • ロイヤルクイーン(アールグレイ)

スタンダードなフルーツだけではなく、お菓子やスパイス系のシーシャに挑戦してみたい人にもおすすめのメーカーです。

フレッシュで他にない味のSocial Smoke

いわゆるアメリカ系フレーバーに分類されるSocial Smokeも、自宅シーシャにおすすめです。Social Smokeは吸い心地が軽く、初心者でも吸いやすいだけではなく、他のメーカーにはないフレーバーを多数販売しています。

  • ゴールデンデリシャスアップル
  • ジャパニーズユズ
  • ペアチル(洋ナシwithミント)
  • シガー
  • ピスタチオブリーズ
  • 香港ミルクティー

ピスタチオやミルクティーなどのお菓子系に加えて、シガーといった変わり種フレーバーもあります。また、フルーツ系だと、ゴールデンデリシャスアップル(りんご味)は非常に完成度が高いです。

りんごのフレーバーは各社が販売しているものの、もっとも完成度が高く、個人的に激推しできるのがSocial Smokeのゴールデンデリシャスアップルです。

初心者にとって鬼門となるAl Fakher

上記2つはアメリカ系のフレーバーは初心者でも吸いやすいですが、Al Fakherは中東系のため、アメリカ系に比べると重たいフレーバーです。シーシャを吸うには炭を乗せてから数分蒸らし、吸い出しという作業によってフレーバー全体に熱を通していきます。

この吸い出しのときにクラクラしたり、喉が痛くなったりしやすいのが、Al Fakherの特徴です。Al Fakherは初心者だとかなり吸いづらいだけではなく、火力が足りずに味が全くでないこともあります。

しかし、Al Fakherで最初に練習していれば、他メーカーのフレーバーのほとんどは容易に作りやすくなります。あえてAl Fakherからスパルタで慣れていくもよし、他のメーカーで慣れてからAl Fakherに挑戦するもよし。

シーシャを吸うならAl Fakherは避けて通れない道であるため、どこかのタイミングで挑戦してみましょう。Al Fakherの中でも個人的におすすめのフレーバーは、次の通りです。

  • ミント
  • バニラ
  • ブルーベリー
  • ザクロ
  • ストロベリー
  • グレープ
  • キウイ
  • ピーチ
  • マンゴー
  • グアバ

Al Fakherはフルーツ系のフレーバーが充実しており、多くのシーシャ屋さんでもメインで使われることが多いです。

また、バニラやミントは非常に優秀なフレーバーなので、アメリカ系フレーバーを購入する場合でも、バニラとミントはAl Fakherで揃えておくとよいでしょう。

自宅シーシャでフレーバーはどう保管する?

フレーバーを保管する方法は難しくはなく、基本的にはもとのパッケージにそのまま戻すだけで構いません。匂い抜けやシロップの垂れが気になる場合は、ジップロックなどの密閉容器に入れておくとよいでしょう。

保管場所は高温多湿を避けて、直射日光の当たらない場所においておきます。冷蔵庫などでの保管は不向きですので、必ず室内で保管するようにしましょう。

フレーバーは開封してから時間が経過するごとに味が抜けていきますが、長期間放置しない限りはそれほど問題はありません。特に50gのパッケージならすぐに使い切れるため、心配な方は小さめのパッケージで購入するとよいでしょう。

メーカーによって販売サイズは違いますが、一般的なのは50g、100g、250g、1kgの単位です。自宅シーシャをよく吸う人で、使用頻度の高いフレーバーなら250gあっても構いませんが、それほど頻繁にシーシャを吸わないなら50から100gがおすすめです。

また、1kgは基本的にお店で使用する量であるため、自宅シーシャでは購入する必要はありません。1kgのフレーバーを自宅で消費するには膨大な時間がかかってしまい、その間に味が抜けてしまう可能性もあります。

美味しくなくなったフレーバーを吸い続けるよりも、小さいサイズで購入して、新鮮なうちに吸い切ってしまうほうが満足度は高いでしょう。

実際に自宅でシーシャを作ろう

パイプやフレーバーがそろったなら、実際に自宅でシーシャを作ってみましょう。自宅シーシャを始めるにはフレーバーだけではなく、パイプや炭、炭を着火するコンロなどが必要です。フレーバー以外の必要なアイテムの詳細については、下記の記事を参考にしてみてください。

自宅シーシャの簡単なやり方を解説|覚えておくべき基礎知識とは

シーシャのざっくりとした作り方は、炭を焼く、パイプに水を入れる、フレーバーを盛る、アルミを張る、炭を乗せて蒸らすの5つの工程にわけられます。

炭を焼くのに時間がかかるため、最初に炭を焼いておきましょう。使用するアイテムによって異なりますが、基本的には3つ焼くことが多いです。炭を焼いている間に、ボトルに水を入れてパイプをセットします。

水の量はパイプの先(ダウンステム)に水がかぶる量で調節します。ダウンステムから指1、2本分上くらいに水を入れ、あとはお好みの量で調整しましょう。

パイプのセットが完了したなら、ボウルにフレーバーを盛ります。フレーバーは詰めすぎないように注意し、上からぎゅっと押さずにふわっと盛りましょう。フレーバーが固まっている部分があるなら、つまようじやピンなどの細いものでほぐしてふわふわにし、空気の通り道を確保します。

炭が焼けたならボウル、またはボウルにセットしたヒートマネジメントシステムの上に炭を乗せて、数分放置して蒸らします。蒸らす時間はセッティングによって異なりますが、まずは5分ほど待ってみるのがおすすめです。

5分待って吸い、あまり煙と味が出ていないようなら、もう少し待ちます。煙と味がしっかり出てきたなら、炭を1個減らして保温状態にし、その時点から吸い始めとなります。

最初の火力のままだと火が強すぎて焦げやすかったり、すぐに味が終わったりしてしまうため、しっかり味を煙が出て完成したポイントで、炭を減らして温度をキープするのが一般的な作り方です。

自宅シーシャで欲しいフレーバーは最低限3つ

自宅シーシャでミックスもして楽しみたいなら、欲しいフレーバーはミント、バニラ、フルーツの最低限3つです。可能ならミントともバニラとも相性のよいフルーツを選ぶと、気分に合わせて味を変えることもできます。

当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では多様なフレーバーを取り揃えており、さまざまなミックスでシーシャを楽しんで頂けます。自宅シーシャのお悩み相談も受け付けておりますので、お気軽にご来店くださいませ。

当店へのアクセス|お店周辺の地図と各線からの所要時間

心斎橋・南船場が最寄りですので、お近くにお越しの際は、ぜひ当店でお待ちしております。

なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。シーシャについてさらに深く知りたい方は、ぜひこちらもご参考くださいませ。

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