シーシャの上手な煙の吐き方は?煙の吐き方で味わいが変わる

シーシャには上手な吸い方、吐き方があり、煙をどのように吸い込むのか、そして、どのように吐くのかが重要です。もちろん、シーシャは嗜好品ですので、自分のすきな吸い方をしていただいて構いません。

しかし、シーシャの味をマックスまで引き出し、存分に楽しむには上手な吸い方や吐き方をマスターする必要があります。SNSでもシーシャの吸い方についての情報が出回っており、吸うほうにフォーカスしている人は多いのではないでしょうか。

吸い方は当然重要ですが、意外にも煙の吐き方にもポイントがあります。上手な吸い方と吐き方をマスターして、シーシャのさらに奥深い楽しみを知っていきましょう。

シーシャの上手な吸い方・吐き方とは

大前提として考えたいのが、シーシャはたばことは異なる吸い方、吐き方をするということです。喫煙者の方はたばこの要領で吸ってしまう場合が多いですが、これは間違いです。

そもそもたばことシーシャでは喫煙の目的自体が異なるため、当然吸い方や煙の吐き方のポイントも違ってきます。基本となるシーシャの吸い方と吐き方を知り、基礎知識を身につけていきましょう。

シーシャの基本の吸い方は深呼吸

紙巻きたばこと違って、シーシャは深呼吸をするように深く吸い込みます。たばこで慣れている人は、吸いが短くなりがちで、これだと十分に味を楽しむことができません。

肺活量には個人差があるため、一概にどれくらいの長さで吸えばいいと決まっているわけではありませんが、おおよそ4秒から7秒ほどを目安に吸ってみましょう。ゆっくり深く吸い込むことで、フレーバーに効率的に熱を通すことができ、より味を濃くしながらシーシャを吸うことができます。

吸う強さに注意

シーシャを上手に吸うには、吸いの長さだけではなく、強さにも注意が必要です。十分な秒数吸い込むことができていても、吸う力があまりにも弱いと熱がフレーバーに行きわたらず、表面的な味になってしまったり、火力が上がって吸いづらくなってしまったりします。

また、全力で吸う必要はなく、強く吸い過ぎるのもよくありません。強く吸いすぎるとフレーバーの表面ばかりに熱が回ってしまい、すぐに味が飛んでしまいます。さらに空気の流入が多くなってしまうため、フレーバーの温度が下がり、煙も出づらくなってしまいます。

シーシャは強く吸い込めば、それだけで煙が大量に出るものではありません。適正な強さがあるため、これを意識することが大切です。

シーシャを吸うと水がボコボコと跳ね、特有の音がします。しっかり水をボコボコいわせながら、適正な秒数で吸うのがポイントです。吸う力の目安としては、マックシェイクを飲むときくらい、タピオカなど太いストローでドリンクを飲むときくらいといわれることが多いため、ぜひ参考にしてみましょう。

シーシャの煙の吐き方は口を大きく開ける

たばこを吸っている人は、煙をふーっと吹いて吐き出してしまうかもしれません。しかし、シーシャの場合は煙を吹いて遠くに飛ばすのではなく、口を大きく開け、目の前に煙の塊を作り出すようにもわっと吐きます。

上手に塊を作り出して煙を吐けていると、写真のように密度の高い、濃い煙を出すことができます。吐き方のイメージは、「ふー」ではなく「はあー」です。ため息をつくように、寒いときに手を温めるようにと表現されることもあるため、この点を意識してみましょう。

シーシャは煙を肺に戻さない

喫煙者の方がつまづきやすいポイントとして、吸った煙を肺に戻してしまう、二度吸いがあげられます。たばこの場合は煙を吸い込み、肺に戻したり、肺に溜めたりしてから吐き出しますが、シーシャはこの通りではありません。

シーシャは吸ったらすぐに煙を吐き出し、できるだけ肺に煙を残さないようにします。シーシャは煙に味がついているため、肺に戻したり、溜めたりするとその分感じられる味を減らしてしまいます。

肺には味を感じる器官がないため、味覚や嗅覚でしっかり楽しむためには、肺には残さずにしっかり吐き切ることが重要です。

そもそもたばことシーシャでは喫煙の目的が違うため、このように吐き方が異なります。シーシャは味や香りを楽しむことが、たばこはニコチンを摂取することが喫煙の主な目的です。

たばこの煙を肺に残すのは、肺の広い粘膜で効率的にニコチンを摂取するためです。つまり、ニコチン摂取を目的としないシーシャの場合は、肺に煙を残す必要がなく、味と香りを存分に楽しむためには、からだの外に煙をいかに滞留させるかが重要になるといえるでしょう。

上手な吸い方や吐き方については、YouTubeでも解説しておりますので、ぜひご参考くださいませ。

シーシャはなぜ吸い方・吐き方が重要なのか

シーシャを楽しむ上で重要になる吸い方と吐き方ですが、なぜ重要なのか理由がわからないという人もいるでしょう。吸い方と吐き方が重要なのは、これ次第でシーシャの味や完成度を大きく左右するからです。

シーシャを美味しく吸うためには、上手に作ってもらうことはもちろん、吸い手も吸いながらシーシャを育てていく必要があります。

美味しいシーシャは作り手だけで完成するものではなく、作り手と吸い手の共同作業によって生まれるため、吸い方と吐き方が重要であることは覚えておきましょう。

上手に吸えないと味をマックスまで引き出せない

シーシャは作り手の技量だけではなく、吸い手の技量によっても味の完成度は左右されます。そのため、どれだけ美味しいシーシャを作ってもらっても、吸い手の技量が低いとフレーバーの味を最大限に引き出し、楽しむことができません。

美味しいシーシャも吸い方が雑になってしまうと、すぐに味が壊れてしまいます。強く吸いすぎてすぐに味を飛ばしてしまったり、吸うのが弱すぎて表面を焦がしてしまったりすると、味は伸びづらくなります。

もちろん、上手に吸うというのは、あくまでもきれいに丁寧に吸うことであり、お客様自身に吸いの細かい技術が必要なわけではありません。

一定の強さ、一定のリズムをキープして吸えているなら、あとはシーシャ屋さんが上手に炭の管理をして味を引き出してくれます。

ここでいう上手に吸うというのは、吸いの細部の技術ではなく、丁寧に吸う、雑に吸わないの2点であることは、ぜひ覚えておいてほしいポイントです。

煙の吐き方で味の感じ方が変わる

シーシャは吐き出す煙に味がついているため、煙の吐き方次第で味の感じ方は違ってきます。たとえば、上手に吸えていても、煙をふーっと遠くに飛ばしてしまった場合。当然味は感じますが、煙が遠くに飛んでいくことで風味が損なわれてしまい、最大値まで味を感じづらくなってしまいます。

反対に目の前に煙の塊を作るようにもわっと吐き出せば、吐いた瞬間の味だけではなく、煙が滞留している間も味や香りを楽しむことができます。

味のボリュームや感じる時間が吐き方によって変わるため、少しでも濃く、長く味を楽しむ方法として、目の前にもわっと煙を出す吐き方が推奨されています。

初シーシャで上手な吸い方・吐き方ができるか不安

初めてシーシャを経験するという方は、上手な吸い方や吐き方ができるか、不安に思う人もいるでしょう。誰しも最初は上手にはできないものですので、その点は心配ありません。

初めてで上手に吸える人、上手に煙を吐ける人はごくまれです。吸い方や吐き方が完璧でなくても、シーシャは十分に楽しむことができます。

初シーシャを経験する場合は、その旨をスタッフに伝え、吸い方や吐き方の基本的なポイントをレクチャーしてもらうとよいでしょう。

当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では、初心者の方はもちろん、シーシャに少し慣れてきた方へも吸い方や吐き方のレクチャーをおこなっております。

初めてでも吸いやすく、そして楽しみやすいシーシャをご提供いたしますので、お近くにお越しの際は、ぜひご来店くださいませ。

お店は大阪の南船場にあり、御堂筋線心斎橋駅の3番出口から徒歩5分ほど、本町からも近い立地となっております。

当店へのアクセス|お店周辺の地図と各線からの所要時間

シーシャの吸い方や吐き方だけではなく、シーシャに関する疑問や質問にもお答えいたしますので、ご興味があればぜひご来店をお待ちしております。

なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。吸い方や吐き方だけではなく、さまざまな情報を投稿しておりますので、こちらもご参考くださいませ。

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