世の中のシーシャ屋さんには大きく、シーシャカフェとシーシャバーの2種類があります。シーシャ屋さんの中でも、シーシャバーではお酒を提供しており、お酒を飲みながらシーシャを楽しむという方も多いです。
まだシーシャを吸ったことがない人は、お酒とシーシャの相性に注意しなければなりません。普段お酒を飲みなれている方でも、シーシャを吸いながらだと、いつもとは違った酔い方をしてしまうこともあります。
シーシャとお酒の相性はどのようなものなのか、正しく理解しておき、シーシャバーで失敗しない心得を身につけましょう。
シーシャとお酒は相性がよくない
大前提として覚えておかなければならないのが、シーシャとお酒の相性はあまりよくないということです。シーシャバーではお酒を飲みながらシーシャを楽しむ人が多いですが、相性が抜群によいわけではありません。シーシャを吸いながらお酒を飲むと、どのようなことが起きるのか、正しく知っておきましょう。
酔いが回りやすくなる
シーシャを吸いながらお酒を飲むと、普段よりも酔いが回りやすくなります。また、飲みながら吸うだけではなく、すでにお酒を飲んだ状態でシーシャを吸い始めると、酔いが回って気分が悪くなってしまうこともあるため、注意しなければなりません。
酔った状態でシーシャを吸うと、気分が悪くなって戻してしまったり、場合によっては酸欠で倒れたりすることもあります。お酒に弱い人は特に、飲みながらのシーシャには注意が必要です。
呼吸のサイクルが乱れる
なぜお酒を飲みながらシーシャを吸うと酔いやすいのか、これにはさまざまな理由があります。大きな理由の1つが、呼吸サイクルの乱れです。
通常、お酒を飲むと心拍数が上がったり、血流がよく巡ったりして、呼吸のサイクルが速くなります。シーシャはたばことは違って、深呼吸をするように吸うのが正しい吸い方です。
つまり、酔いの進行によって浅くなった呼吸サイクルに、深呼吸を組み込むことでサイクルが乱れて酸素が十分に行きわたらなくなる可能性があります。
酸欠によって気分が悪くなったり、場合によっては一瞬気を失って倒れてしまったりするのは、これが原因です。また、シーシャを吸ってニコチンを吸収することで、心拍数が上がったり、血管が収縮したりするのも、酔いが回りやすい理由といえるでしょう。
喫煙者の方は、ずっとたばこを吸いながらお酒を飲むことをイメージすると、わかりやすいのではないでしょうか。シーシャのフレーバーはたばこの葉っぱを原料としていますので、分類としては喫煙行為にあたります。
飲酒と喫煙はからだへの負担も大きく、その両方を同時に行うことで、さらに強い負担がかかり、しんどくなりやすいことは理解しておきましょう。
二日酔いでのシーシャもNG
お酒を飲みながらシーシャを吸う、または、飲んだ後にシーシャを吸うと酔いが回りやすいだけではなく、二日酔いでのシーシャにも注意しなければなりません。
二日酔いの状態でシーシャを吸った場合も、酸欠によって気分が悪くなりやすいです。二日酔いの状態は、アルコールを分解するためにからだから糖が少なくなっています。
つまり、からだにエネルギーがない状態でシーシャを吸うことになり、結果として酸欠になりやすいと考えましょう。からだに酸素を巡らせるには、十分なエネルギーが必要です。
シーシャは嗜好品であり、無理に吸うものではありません。安全に楽しくシーシャを吸うためには、体調のよい日に限定して、シーシャにチャレンジすることがおすすめです。
空腹や寝不足にも注意
二日酔いだけではなく、空腹や寝不足状態でのシーシャにも注意が必要です。空腹や寝不足でのシーシャも酸欠になりやすく、お酒を飲んでいなかったとしても、気分が悪くなってしまう可能性があります。
楽しくシーシャを吸うには、きちんとご飯を食べ、睡眠を取った状態で臨むことが大切です。また、個人的な意見ですが、満腹すぎる状態でもシーシャは吸いづらくなりやすいです。
満腹すぎるとシーシャを吸う体力がなくなってしまったり、からだに煙が入っていかない状態になるのではないでしょうか。シーシャを吸う前に腹ごしらえをするのは大切ですが、食べ過ぎには注意して、腹8分目を意識しておくとよいでしょう。
シーシャを吸うときにはお酒はやめたほうがいい?
シーシャとお酒は相性がよいものではなく、同時に楽しむと気分が悪くなってしまう可能性があります。ただし、シーシャを吸うときは絶対にお酒を飲むべきではないということではありません。
シーシャとお酒は、上手に付き合うことで両方を楽しむことができます。シーシャバーで失敗しないためにも、シーシャを吸うときには、お酒とどのように付き合っていくとよいのかを知っておきましょう。
両方ほどほどにが基本
シーシャと同時にお酒を楽しむなら、両方ほどほどにしておくことが基本です。シーシャをゆっくり吸っていても、お酒を過度に飲んでしまうと酔いが回りやすく、気分が悪くなりやすいです。
また、お酒を控えめにしていても、シーシャをガンガン吸ってしまうと、酸欠を引き起こす可能性が高くなります。
どちらか一方を控えめにするだけでは、からだへの負担は大きいため、自身の状態を把握しながら、ほどほどに楽しむようにしなければなりません。
度数の低いお酒を飲む
シーシャバーでお酒を飲む場合は、度数の低いものをチョイスすることもポイントです。いつも飲んでいるワインやハイボール、ジンやウォッカなどのスピリッツ系のお酒は、度数が高く酔いも回りやすいです。
お店によってはスピリッツ系だけではなく、リキュール系のお酒を用意していることもあります。リキュールベースで度数の低いカクテルを作ってもらうことで、過度に酔い過ぎずにお酒とシーシャを楽しみやすいです。
オーダーする際には「お酒を飲みたいけれど、度数が高いものは苦手」といった情報を伝えておくと、その場を楽しむのにぴったりなカクテルを用意してくれるでしょう。
シーシャに合わせたカクテルをオーダーする
食事とお酒でペアリングがあるように、シーシャとお酒にもペアリングは存在します。お酒もシーシャも楽しみたいなら、オーダーしたシーシャの味に合わせたカクテルを作ってもらうのも、楽しみ方の1つです。
シーシャにはフルーツやスイーツ、スパイスやハーブなどのさまざまなフレーバーがあり、組み合わせ次第で無限に味は広がります。シーシャのミックスにペアリングするお酒をオーダーすることで、それぞれの味を損なうことなく、相乗効果でさらに美味しく楽しむことができます。
当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では、多数のリキュールをご用意しており、シーシャに合わせたオリジナルカクテルをご用意することも可能です。
初心者でも吸いやすく、しんどくなりづらいフレーバーをチョイスしてシーシャを作ることもできますので、ぜひカクテルとシーシャのペアリングをお楽しみくださいませ。
ボトルにお酒を入れてもらう
シーシャはお酒を飲みながら楽しむだけではなく、シーシャパイプのボトル部分にお酒を入れ、フレーバーとのペアリングを楽しむ方法もあります。
シーシャは水たばこともいわれるように、ボトルに水を入れてフィルターの役割を果たしています。この水をお酒に変えることで、普段とは違った味わいを楽しむことも可能です。
たとえば、グレープ系のフレーバーには赤ワインを、チョコレート系のフレーバーにはウイスキーを入れるなど、味をブーストさせて、特別なシーシャを楽しめます。
また、お酒だけではなく、ジュースや牛乳を入れて楽しむ方法もありますので、気になる方はぜひ挑戦してみてください。
当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では、通常より+500円のオプションでボトルに水以外を追加できます。相性のよい組み合わせなどは、お尋ね頂ければご提案できますので、お気軽にお申しつけくださいませ。
シーシャとお酒は無理なく楽しもう
シーシャとお酒は相性のよいものではありませんが、付き合い方次第で楽しい雰囲気を倍増させられます。シーシャもお酒もほどほどにすることが、気分を害さずに楽しむ一番の秘訣です。
シーシャは吸い過ぎると酸欠によって気分が悪くなってしまう可能性があるため、体調のよいときにチャレンジするようにしましょう。
また、シーシャバーといっても、必ずしもお酒を頼まなければならないわけではありません。ノンアルコールのソフトドリンクのみで楽しむこともできるため、お酒が苦手という方でも安心してシーシャに挑戦できます。
当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では、お酒はもちろん、ソフトドリンクも数多く取り揃えております。また、ノンアルコールカクテルのモクテルもお作りできますので、特別な気分を楽しみたい方は、ぜひご注文くださいませ。
シーシャカフェやシーシャバーは、ゆっくり落ち着いて楽しむ場です。飲み過ぎや体調不良で気分が悪くなり、失敗したと感じないためにも、正しい知識を持ってシーシャにトライしてみてはいかがでしょうか。
なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。 シーシャのことをもっと知りたいと興味をお持ちの方は、Twitterをご参考くださいませ。
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