シーシャフレーバーの種類とは?代表的なメーカーの特徴を解説

シーシャやお店だけではなく、自宅でも気軽に楽しめる嗜好品です。シーシャを吸うためにはシーシャ本体であるパイプや熱源となる炭、そして、フレーバーが必要です。

シーシャのフレーバーにはさまざまな種類があり、数多くのメーカーが発売しています。自宅でシーシャを始めたいと考えている人にとって、「フレーバーの種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない」となってしまうことは多いです。

シーシャのフレーバーにはどのような種類があるのかを知っていきましょう。

シーシャのフレーバーを販売しているメーカー

シーシャのフレーバーを販売しているメーカーには、数多くの種類があります。代表的なものだけを挙げても、メーカーの数は次の通りです。

  • Al Fakher
  • Nakhla
  • Fumari
  • AZURE
  • BUTA
  • DOZAJ
  • Social Smoke
  • STARBUZZ
  • Debaj
  • Layalina
  • afzal
  • ADALYA
  • Trifecta
  • Fantasia
  • Lavoo
  • Al Amasi
  • Al-WAHA
  • PURE TABACCO
  • DeCloud

ちなみに、これは筆者がぱっと思いついたものだけを羅列しているので、実際のメーカー数はさらに多岐にわたります。

「こんなにたくさん種類があるけど、結局どれがいいの?」。そんなみなさんの声が聞こえてきそうですね。

ここからは独断と偏見で、上記のメーカーからおすすめのフレーバーをご紹介していきます。

Al Fakher

シーシャフレーバーの代表格である、Al Fakher。これを通らずしてシーシャは語れないと勝手に思っているメーカーの1つです。Al Fakherは本場中東のメーカーであり、もったりとした濃厚な煙が特徴。濃い味でしっかりとした吸いごたえ、中級者から上級者向けのフレーバーが多いです。

Al Fakherの中でも個人的におすすめなのが、次のフレーバー。

  • ミント
  • バニラ
  • ブルーベリー
  • キウイ
  • ザクロ(GRENADINE)
  • ピーチ
  • グレープフルーツ
  • グレープ

こうして挙げてみると結構ありますね。一部のフレーバーを除けば、Al Fakherは非常に味が濃いので、もし味と煙が全然出ないと感じているなら、もっと高火力で挑戦してみましょう。

また、シーシャの元祖として知られているダブルアップル(ツーアップル)も、Al Fakherは非常に味が濃いです。ダブルアップルは好き嫌いがわかれすぎるのでおすすめには入れていませんが、ダブルアップルが大好きという方は、ぜひ、Al Fakherのものを購入してみてください。

Nakhla

最初に味付きフレーバーの販売を開始した、シーシャの始祖とも呼べるメーカーがNakhlaです。NaharaはAl Fakherと同じく、あるいはそれ以上に吸いごたえがあるので、初心者には不向きのメーカーといえます。

しかし、昔ながらのドライな煙を楽しむことができ、シーシャに慣れてきたなら、ぜひ試してほしいフレーバーも多数あります。Nakhlaでおすすめのフレーバーは、次の通りです。

  • レモン
  • シナモン

数こそ少ないものの、レモンは全メーカーの中でも一押しのフレーバーです。また、シナモンもまるでシナモンをまるかじりしているような、圧倒的シナモン感を出してくれるので、スパイス好きなら挑戦してほしい一品でしょう。

Fumari

アメリカのシーシャラウンジとして始まったFumariは、いまや世界的にもシーシャフレーバーのメーカーとして知られています。Fumariのフレーバーはシロップが多く、軽やかな吸い心地で楽しめるのが特徴です。おすすめは次の通りです。

  • スパイスドチャイ
  • レモンミント

ほかにはないスパイスの効いたチャイ。替えが効かないという意味でおすすめです。また、レモンミントはあると非常に便利なフレーバーで、ちょい足しで使えるユーティリティフレーバーといえるでしょう。

AZURE

国内でも購入しやすいAZURE。アメリカ系のフレーバーで吸い心地は軽く、初心者から上級者まで楽しめるフレーバーが豊富です。

  • ライム
  • ロイヤルラズベリー
  • アラスカンアイス
  • レモングラス
  • レモンマフィン

上記の中でも、特にライムは名品です。ほのかに甘いライムから、しっかり酸味の効いたライムまで、温度調節によって味が変わります。吸いやすく、かつ、試しがいのあるフレーバーなので、初心者にも上級者にもおすすめできます。

BUTA

もともとはヨルダンに工場があったBUTA。2022年現在ではウクライナに移転しています。軽やかな吸い心地ながらも、しっかりとした味わい。ほかのメーカーにはないフルーティーなフレーバーも多いです。

  • キウイ
  • グレープフルーツ
  • オレンジ
  • アイスタンジェリン
  • ストロベリー

上記の中でも、特にオレンジは濃厚な味わいで、オレンジジュースを飲んでいるかのようなフルーティさがあります。BUTAは残念ながら、日本では入手困難なフレーバーとなっていますが、もし購入できる機会があれば、迷わず買ってみてください。

DOZAJ

トルコ産のフレーバーメーカーである、DOZAJI。筆者はまだまだ全部を吸ったわけではありませんが、いくつか吸ってみて特におすすめできると思ったのが、次のフレーバーです。

  • ベルギーワッフル
  • ネスクイックリー

スイーツ系のフレーバーが特に美味しい印象ですので、甘いシーシャがすきならチャレンジしてみるとよいでしょう。

Social Smoke

アメリカ系フレーバーで吸いやすく、しっかりと味も濃いことが特徴のSocial Smoke。吸い心地は軽いので、初心者の方にもおすすめです。

  • ゴールデンデリシャスアップル
  • ジャパニーズゆず
  • レモンパイ

吸ってみてほしいのが、ゴールデンデリシャスアップル。名前の通り、美味しいりんごのフレーバーです。

ダブルアップルではない青りんごの味で、りんご系フレーバーの中なら、全メーカーでも最強クラスに美味しいのではないでしょうか。

Debaj

UAEのメーカーであるDebaj。筆者の記憶では特定のフレーバーがありえないくらい吸いづらいのですが、もしかするとロットによる違いかもしれませんね。Debajのフレーバーはたくさんありますが、その中でももっともおすすめなのが、「ミルク」です。

真っ白な見た目で、見るからにミルク。ほんの少し入れるだけで、練乳のような甘さが広がる、コスパ最強のフレーバーです。甘いのがだいすきという方は、ぜひDebajのミルクを試してみてください。

Layalina

ドバイ産のフレーバーである、Layalina。Layalinaにはベーシックやゴールデンなどのラインがあり、ご紹介したいのはゴールデンラインのフレーバーです。

  • ブルーヘブン
  • キーライム
  • BTS
  • コニャック
  • ストロベリーチョコレート

お酒好きな方におすすめしたいのは、コニャック。芳醇なアルコールの風味とベリーのようなさわやかな甘さ。上記のストロベリーチョコレートとミックスしても、大人なスイーツシーシャになるのでおすすめ度は高いです。

afzal

インドのメーカーであるafzalは、しっかりとした吸いごたえが特徴です。中級者から上級者におすすめですが、名作フレーバーも数多くあります。

  • ジンジャーエール
  • アールグレイ
  • レモンティー
  • ライチ

個人的に大好きなフレーバーがジンジャーエールです。ジンジャーエールはウィルキンソンの辛口ジンジャーエールのような辛味が特徴で、甘みの少ないドライな味。すっきり系で刺激的な味を試したい方は、ジンジャーエールにトライしてみましょう。

ADALYA

フランスに拠点を置くADALYAは、独特な味のフレーバーが多い印象です。いわば癖が強いものも多いですが、個人的には次の2つがおすすめ。

  • ドラゴンフルーツ
  • シャンパン

お酒好きに試してほしいシャンパンのフレーバー。豊かなぶどうの旨味が、爆発的に押し寄せてくる、ADALYAでしか吸えない貴重な味です。

Fantasia

アメリカ系のフレーバーは軽い吸い心地のものが多いですが、その中でもFantasiaはしっかりとした吸いごたえがあります。

  • キューバン・モヒート
  • ワイルドマンゴー

Al Fakherをよく吸う人にとっては、マンゴーは青みが強く、渋い味という印象ではないでしょうか。Fantasiaのワイルドマンゴーは、完熟マンゴーの甘い味わいであり、日本人がイメージするマンゴーに近く、多くの人が楽しみやすいフレーバーといえます。

Al-WAHA

本場中東のメーカーであるAl-WAHAは、複数のラインを持つシーシャメーカーです。特におすすめなのはAl-WAHAのElite Editionのリベラスイング。

リベラスイングはグアバとオレンジ、ミントをミックスしたフレーバーであり、これ1つあればとりあえず美味しく吸えるという、自宅シーシャの強い味方です。

PURE TABACCO

アメリカ系フレーバーの中で、最強クラスの清涼感を誇るのがPURE TABACCOのFMLです。PURE TABACCOについては、正直FMLさえあればそれでいい。それくらいに最強クラスのミントフレーバーといえます。

FMLには青と赤、緑の3種類がありますが、ミントの味で選ぶならおすすめは緑。喉がちぎれるくらいの清涼感に、ミント本来の甘みもあり、非常にバランスのよいフレーバーです。

DeCloud

ここまで紹介してきたメーカーのフレーバーは、すべてニコチン入りです。シーシャにはノンニコチンのフレーバーもあり、その代表がDeCloud。

ノンニコチンフレーバーはそれだけで吸ってもよし、ニコチン入りフレーバーとミックスしてもよしで、使い道の幅は広いです。DeCloudで特におすすめなのは、次のフレーバー。

  • バナナ
  • プラム
  • ピーチ
  • ストロベリー
  • グアバ
  • マンゴー
  • ペアー(洋ナシ)
  • レモングラス

Al Fakherを知っている人なら、グアバは青臭いイメージで、日本で売られているグアバジュースとはまったく別物という認識でしょう。

しかし、DeCloudのグアバはピンクグアバそのものの味で、日本人のイメージに一番近いという点から、特におすすめ度は高いです。

自宅シーシャで買うべきフレーバーの種類

これだけフレーバーに種類があると、どれを買っていいかわからないと悩む人は多いでしょう。自宅シーシャですから、自分のすきなように、すきなフレーバーを買えばいいんです。

「それでもなにを買うべきなのか教えてよ」

そんな声が聞こえてきそうですので、これがあれば便利だよというフレーバーをご紹介します。

  • フルーツ系フレーバー
  • ミント
  • バニラ

とりあえずこの3点があれば、自宅シーシャでもフレーバーのミックスを楽しめます。おすすめなのは、ミント系でも甘い系でも合うフレーバーを買うこと。

たとえば、ブルーベリーやピーチなどは、ミントでもバニラでもミックスできるので、どちらか1つ+ミントorバニラ、あるいは両方があれば、十分楽しめます。

もちろん、シーシャの好みは個人の味覚によるところが大きいので、上記のフレーバーがあまりすきではない人は、自分の好みに合ったものを探しましょう。

シーシャのフレーバーの種類はとても多い

本記事で紹介したフレーバーの種類は、まだまだごく一部。氷山の一角に過ぎません。気が遠くなるほどフレーバーには種類がありますが、だからこそ新しいフレーバーを探求して、シーシャにどっぷりとハマっていく楽しみもあるのではないでしょうか。

メーカーによって発売されている味の種類や吸いごたえは変わるので、自分に合ったメーカーを見つけると、シーシャライフは充実します。

お店によっても使用するメーカーは異なるので、行きつけのお店ではどのメーカーをメインに使っているのかを聞き、自宅シーシャでフレーバーを買うときの参考にしてみてもいいですね。

当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では多様なメーカーから厳選して、もっとも日本人のイメージに合う完成度の高いフレーバーを仕入れています。

南船場・心斎橋が最寄りです。また、新町・本町エリアにも隣接していますのでお近くにお越しの際は、ぜひ当店にお立ち寄りいただき、厳選した最高のフレーバーでシーシャを楽しんでください。

当店へのアクセス|お店周辺の地図と各線からの所要時間

なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。

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