シーシャの上手な吸い方とは|吸い方と煙の吐き方のコツを解説

「最近話題のシーシャを経験してみたけど、SNSで見るほど煙が出ない」

そういった声もよくお聞きします。たっぷりとした煙を吐き、フレーバーの香りを楽しむのがシーシャの醍醐味。しかし、煙をたくさん出すには、吸い方や吐き方にコツがあります。

上手な吸い方を知れば、シーシャが3倍は楽しくなる! お店に行くと、「お、この人よく吸えるな」って店員さんに一目置かれるかもしれない?

シーシャの上手な吸い方を知って、さらに楽しいシーシャライフを過ごしましょう。

シーシャの吸い方とは?

まず基本となるシーシャの吸い方。コツは「ゆっくり深呼吸をすること」です。息を吐いてからゆっくりと、ボコボコと音がするまで吸い込み、口を大きく開けて吐くことがポイントとなります。

たばことは吸い方が違う

喫煙具に分類されるシーシャですが、たばことはまったく吸い方が違います。たばこは軽く吸って肺に戻し、ふっと吐き出しますが、シーシャは肺には戻しません。

なぜならシーシャは吐く煙の味を楽しむものだからです。ニコチン吸収が目的のたばことは違い、肺に戻すことはしません。肺に戻してしまうと、吐き出す煙が薄くなってしまい、味が感じづらくなります。

また、たばこの吸い方だとシーシャを吸うには弱く、あまり煙が入ってきません。たっぷりと煙を出すには、深呼吸するように、しっかり吸うことを心がけましょう。

ポイントはマックシェイク

お店によって吸い方の説明は違いますが、僕がよく言うのは「マックシェイクを吸う感じで」です。マックシェイクって、最初ちょっと硬くて頑張って吸わないと出てこないでしょ?

そう、シーシャもあの感じで吸うんです。出来立てのマックシェイクを吸うときの強さを目安にすると、どれくらい吸っていいかがわかりやすいかもしれませんね。

シーシャは吸うとボトル内部の水を跳ね上げて、ボコボコとした特有の音が鳴ります。このボコボコ音がしっかり鳴る強さを目安にして、3から5秒程度の長さで吸うとたっぷり煙を吐き出すことができます。

味が感じづらいもの吸い方のせい

シーシャは煙についた味を楽しむものです。そのため、出す煙が薄いと、味をしっかり感じられません。「シーシャって味が薄いもの」という認識を持っている方は、もしかすると吐き出す煙の量が少ない可能性があります。

ただし、どれだけ味を濃く作れるかは、使用するフレーバーや店員さんの力量次第。上手なお店に行けば、しっかり吸えると「シーシャってこんなに味するんだ」という感動体験ができますよ。

なぜシーシャを吸うにあたって吸い方が重要なのか

シーシャはリラックスして楽しむもので、吸い方なんてどうでもいいから、ただ煙が出ればいいと思う方もいるでしょう。もちろん、シーシャの楽しみ方は個人の自由であるため、気軽に吸ってもらって構いません。

ただ、シーシャを吸うにあたって吸い方が重要視されるのは、シーシャの味を最大限楽しむためであり、上手な吸い方が身についていることで、お客様自身にもさまざまなメリットがあることは覚えておきましょう。

正しい吸い方を身につけるメリットは、シーシャの味を最大限に引き出し、美味しい時間を長続きさせられる点にあります。シーシャは作り手と吸い手の共同作業であるため、味をどこまで引き出せるかは、吸い手にも委ねられている部分があります。

そのため、正しい方法でしっかり吸えているほど、フレーバーが持つポテンシャルを最大限に引き出すことができ、シーシャの奥深いところまで楽しむことができるのです。

また、上手な吸い方が身についていることで、どのお店が美味しいのかも判断しやすくなります。あまり吸い慣れていないお客様の中には、「シーシャに美味しい、美味しくないってあるの?」と尋ねられることもあります。

シーシャにおける美味しいは個人的なものであるため、正解はありません。作り手の技量が低いとしても、フレーバーのチョイス次第で好みの味が提供されるなら、それだけで美味しいと感じることはあります。

もし、正しい吸い方を身につけることができているなら、吸ったときに吐き出す煙の量や味の乗り方などで、作り手の技量をある程度判断することができます。

「シーシャ屋さんがたくさんありすぎて、どこが美味しいところなのかわからない」という方は、ぜひ正しい吸い方を身につけましょう。上手に吸えているとお店のよしあしも判断できるため、さまざまなシーシャ屋さんをめぐることで、本当に美味しいシーシャを提供するお店を見つけ出すことができます。

シーシャの吐き方とは

シーシャを楽しむためには、吸い方だけではなく吐き方も大切なんです。

「ただ吸って煙を出せばいいだけでしょ?」

本気でシーシャを楽しみたいなら、この考えは実は間違いです。同じ吸い方でも、吐き方を変えるだけで、シーシャの味の広がりは大きく違ってきます。

シーシャは煙に味がついている

何度も申し上げますが、大前提としてシーシャは煙に味がついていると考えましょう。煙に味がついているからこそ、しっかり煙を出すことが、味を正しく楽しむためには重要です。では、どのような吐き方だと、より美味しく感じやすいのでしょうか。

ポイントは目の前に煙の塊を作る

美味しい煙を逃さないためには、たばこのようにふっと遠くに吐かず、口を大きく開けてもわっと吐き出すことが大切です。重要なポイントとなるのが、目の前に煙の塊を作ること。

口を大きく開けて、「はあっー」とゆっくり吐き出すことで、目の前に煙がたまります。煙の膜を作るように、煙のベールを作るように。いろんな言い方がありますが、まずは口を大きく開けて、煙が目の前にとどまる吐き方を意識してみましょう。

煙を早く吐きすぎない

シーシャを吸うとむせてしまうという方は、煙の吐き方に問題があることが考えられます。たばこと比較すると、シーシャの煙は量が圧倒的に多く、吐き方を工夫しないとのどでつっかえてしまい、むせてしまうことも多いです。

吸い込んだ大量の煙を素早く吐き出そうとすると、むせてしまいやすくなります。シーシャは煙の量が多いことを念頭に置き、のどで詰まらないようにゆっくり吐くことを意識しましょう。

また、少し斜め上を向きながら煙を吐き出すことで、のどが開いて煙をスムーズに出すことができるため、これだけでもシーシャが吸いやすくなります。

せっかくの美味しいシーシャも、むせてばかりだと味を楽しむことができず、つらい経験になってしまいます。シーシャ初心者の方は、むせない煙の吐き方を身につけることで、「シーシャって楽しい!」という素敵な経験ができるでしょう。

シーシャは吸い方と吐き方で味わいが変わる

シーシャの味を左右する要素は実にたくさんあり、環境や使用するフレーバー、炭の温度や作り手の技量などがあげられます。

しかし、作り手が上手ければ、それだけでシーシャの真髄が楽しめるわけではありません。シーシャは作り手と吸い手の共同作業であるため、上手に吸うことも大切です。

吸い方や吐き方が変われば、シーシャの味はさらに美味しくなります。上手な方法とはどのようなものなのか、ぜひこの記事に書かれたポイントを押さえて、美味しいシーシャを吸いましょう。

当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では美味しいシーシャの吸い方をレクチャーいたします。ドリンクと一緒にシーシャを楽しめる最高の空間をご用意しておりますので、ぜひご来店ください。

シーシャとはどんなもの?基礎知識と当店のコンセプト

お店は心斎橋・南船場エリアにございますので、お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ遊びにきてください。

なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。

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