若者を中心に人気の広がっているシーシャは、お店だけではなく自宅でも楽しむことができます。お店でシーシャの魅力を知り、新しい趣味として自宅シーシャを始める人も多いです。自宅シーシャにはメリットとデメリットの両方があるため、それぞれの特徴を知っていきましょう。
自宅シーシャのメリットとは
自宅シーシャをするメリットは、次の3つが挙げられます。
- 圧倒的にコスパがいい
- いつでもシーシャが楽しめる
- すきな場所でシーシャが吸える
3つのメリットから、自宅シーシャならではの魅力を深堀りしていきましょう。
圧倒的にコスパがいい
自宅シーシャの最大のメリットは、圧倒的なコスパのよさです。お店によっても異なりますが、専門店で吸う場合はシーシャ1台につき2,500円から3,000円程度のお金がかかります。
しかし、自宅シーシャの場合は、1回のシーシャでかかるコストは数百円です。たとえば中東の代表的なメーカーである、Al Fakherの場合で考えてみましょう。
2022年3月現在では、Al Fakherの50gの値段は1,350円です。シーシャのフレーバーは1回でだいたい10g使用するので、フレーバー代だけで考えると「1,350円÷5=270円」です。
実際にはパイプやその他必要アイテムの購入費用、炭のコストも加算されますが、もろもろ揃ったケースで考えると、1回のシーシャは300円前後と非常に安価になります。
いつでもシーシャが楽しめる
シーシャが吸いたいと思ったときに、すきなタイミングで楽しめるのも自宅シーシャならではの魅力です。シーシャを持っていないなら、吸いたいときにはお店に行かなければなりませんが、家にあればいつでも自由に吸うことができます。
たとえば休みの日にまったりリラックスしたいときや、仕事終わりで疲れたとき。あるいは朝起きてすぐでもシーシャにありつけるのは、愛好家にとっては大きな魅力ではないでしょうか。
すきな場所でシーシャが吸える
持ち運び可能なコンパクトサイズのシーシャを持っているなら、自宅に限らずさまざまなシーンで吸えるのも魅力の1つです。
たとえばキャンプに行った際や旅行時の宿泊先など、喫煙可能なエリアであればシーシャを持ち込んで吸うこともできます。ちょっとした旅行もシーシャを持ち込むことで、より非日常を楽しめる極上の時間になるでしょう。
自宅シーシャのデメリットとは
自宅シーシャには多数のメリットがある一方で、デメリットも存在します。
- 炭の落下による被害
- メンテナンスに手間がかかる
- フレーバーをたくさん購入するとコストが上がる
デメリットも正しく理解して、自宅シーシャが自分に適しているかを考えてみましょう。
炭の落下による被害
シーシャを吸うには炭を焼く必要があり、火の管理には注意しなければなりません。もし炭を落としてしまうと、床が焦げたり、マットやラグなどは溶けてしまったりします。
特に賃貸住宅の場合は、炭で床を焦がしてしまうと、退去時に高い原状回復費用を請求される可能性があるため、注意しなければなりません。
シーシャ用の炭の温度は400度から600度近くあり、一瞬落としただけでも被害は広がります。どれだけ細心の注意を払って扱っていても、トングで掴むと弾けてしまうこともあるため、炭の落下を完全に防ぐことはできません。
リスクを回避するには、シーシャを吸うスペースの周辺に耐熱のマットを置くなどして、少しでも対策をしておくとよいでしょう。
メンテナンスに手間がかかる
シーシャは吸って終わりではなく、その後ボウルやパイプの洗浄などのメンテナンスをしなければなりません。また、シーシャを吸い続けるには炭の交換が必要であり、自宅でリラックスして吸っていると、これが面倒に感じてしまう人は多いです。
美味しいシーシャを持続させるには、適切なタイミングで炭を焼く必要があります。どれくらいの頻度で炭の交換が必要かは人によって違うため、自分なりのタイミングがわかってきたなら、タイマーをセットしておいてもよいでしょう。
吸い終わった後のメンテナンスは、ボウルの吸い殻を捨て、パイプやハンドルなどを洗うことが挙げられます。口をつけるハンドルは洗剤で洗う必要がありますが、パイプに関しては水洗いだけで構いません。
パイプの上手な洗い方
シーシャパイプを洗うには、まずボトルとステムを外しましょう。シーシャ用品にはステムを洗うようの細長いブラシがあるため、持っているならブラシを通して、その後水を通して流します。ブラシを持っていない場合は、水を流すだけでも構いません。
ボトルは今入っているものを捨て、新しい水を入れて手で口をふさぎ、上下に振って内部を洗浄します。ボトルは洗剤で洗う必要はないため、水洗いをしておきましょう。また、ボトルはお湯で洗ってしまうと割れる危険性があるため、必ず水で洗う必要があります。
フレーバーをたくさん購入するとコストが上がる
何度もお店に通うよりも、自宅でシーシャを吸うほうがコスパはよいです。しかし、いろんなフレーバーを吸ってみたくなってたくさんのフレーバーを買ってしまうと、結構お金がかかってしまいます。
代表的なメーカーであるAl Fakherを、50g×5箱購入したとします。この場合にかかる費用は「1,350円×5=6,750円」(2022年3月時点の価格)です。
また、シーシャのフレーバーはメーカーによって量が違いますが、小さいロットだと50gが主流です。1回で使用するフレーバーの量はだいたい10gであり、単純計算で考えると単品で吸って5回分です。
もしフレーバーが気に入らなかった場合でも、後4回分は単品で吸える計算になります。美味しくないフレーバーしか残っていないと、「もっと美味しいのを買いたい!」と思ってしまい、結果的に思わぬ金額を散財してしまうこともあるでしょう。
自宅シーシャのメリット・デメリットはどう捉える?
物事には何でもメリットとデメリットがあり、いいことばかり、悪いことばかりというものはありません。筆者の個人的見解をお伝えすると、「自宅シーシャのデメリットは、続けているうちに気にならなくなる」です。
特にシーシャのメンテナンスはシーシャを吸うことが習慣化すると、片付けまで含めてシーシャを吸う行為になるので、それほど苦にも思いません。
まったくの独断と偏見ですが、「食器洗いが苦にならない人」は、シーシャのメンテナンスもそれほど面倒に感じないのではないかと思います。洗い物が家事として面倒でない人は、シーシャの片付けの苦労も少なく感じやすいです。
もちろん、普段は面倒くさがりの人でも、ずっとシーシャを吸っていればパイプに愛着が湧くので、きれいに使ってあげようという気持ちも起きやすいですけどね。
デメリットはあるが自宅シーシャのメリットは大きい
いくつかデメリットのある自宅シーシャですが、メリットを考えれば非常に魅力的といえます。自宅でシーシャを吸うことが日常的になると、デメリットはほとんど感じなくなるという人も少なくありません。
自宅シーシャのメリットは大きく、デメリットはあっても「結局楽しい!」となりやすいです。自宅でもシーシャが吸えるというのは、本当にいいですよ。みなさんもぜひお気に入りのパイプやフレーバーを購入して、自宅シーシャデビューしてみてください。
もし自宅でのシーシャに抵抗がある方は、お店で楽しむことをおすすめします。当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では初心者から上級者の方まで満足できる、美味しいシーシャをご提供いたします。
心斎橋・南船場エリアにございますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。
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