街中でもシーシャ屋さんを見かける機会は増えました。未経験の方はシーシャってどんなものだろう、試してみたいけれど、なかなか勇気が出ないという人も多いのではないでしょうか。
また、これからシーシャを吸う人は、シーシャのニコチンの有無も気になるのではないでしょうか。今回はシーシャにニコチンは入っているのか、ニコチンなしで吸うことはできるのかなどを紹介します。
基本的にシーシャにニコチンは入っている
結論から申し上げると、基本的にシーシャにはニコチンが入っています。そもそもシーシャフレーバーは、たばこの葉っぱが原料です。たばこの葉っぱがそのまま使用されているわけではなく、シーシャ用に加工されていますが、ニコチンが含まれていることは覚えておきましょう。
シーシャフレーバーのニコチン量は?
シーシャフレーバーにはニコチンが含まれていますが、その量はフレーバーによって異なります。シーシャフレーバーは1箱50gで販売されているものが多く、ニコチン量は50gに対して0.05~0.5%です。
0.5%で計算すると、50gの1箱のニコチン含有量は.025%です。また、1回のシーシャで使用されるフレーバー量はだいたい10gとなっており、吸収するニコチン量は少ないといえるでしょう。
ただし、シーシャは1回の喫煙時間が1~2時間程度と長いため、微量のニコチンを長時間摂取する可能性があることは覚えておきましょう。シーシャに関しては吸い方や喫煙時間などの変数が多く、1回で摂取するニコチン量の正確なデータはありません。
シーシャはニコチンが軽減されている
たばこの葉っぱを原料としているシーシャフレーバーですが、たばこ葉をそのまま使用しているわけではありません。シーシャフレーバーはたばこの葉っぱを洗浄し、ニコチンとタールを軽減しています。洗ったものを乾燥させ、それにグリセリンやシロップなどの香料をつけることで、さまざまな味を再現しています。
また、シーシャは煙を水にくぐらせて吸うのも特徴です。ニコチンは水溶性であるため、水にくぐらせることでさらに吸収するニコチン量は軽減されるといえるでしょう。
もちろん、ニコチンがまったく0になるわけではありませんが、さまざまな側面からニコチン量が軽減されている点はシーシャならではの特徴です。
シーシャはノンニコチンでも吸うことができる?
シーシャフレーバーはたばこの葉っぱを原料としているため、ニコチンが含まれます。しかし、フレーバーの中にはたばこの葉っぱを使用しない、ノンニコチンのフレーバーも存在します。
生のフルーツや紅茶葉など、たばこ葉を使用しないフレーバーを用いることで、ニコチンなしでシーシャを楽しむことができます。
ノンニコチンのおすすめシーシャフレーバー
たばこ葉を使用しないフレーバーで、おすすめなのは次の2つです。
- DeCloud
- COBRA
DeCloudは生のフルーツを、COBRAは紅茶葉を使用しています。
DeCloud
DeCloudはフルーツ系のフレーバーが多いことが特徴です。りんごやレモン、オレンジなどのベーシックなフルーツはもちろん、グアバやマンゴー、洋ナシなどのフルーツまで網羅しています。
また、最近ではミルクティーやコーヒー、バニラなどのお菓子系フレーバーや、ローズやジャスミンなどのフローラル系フレーバーも販売されており、選択肢が多い点も魅力です。
COBRA
COBRAはフルーツ系はもちろん、スイーツやスパイス、お酒やカクテル系など変わり種のフレーバーもあることが特徴です。紅茶葉を使用しており、生のフルーツを使用するDeCloudよりもフレーバーの幅が広くなっています。
ノンニコチンでもシーシャは楽しめる
基本となるシーシャのフレーバーにはニコチンが含まれていますが、一部ノンニコチンのフレーバーも存在します。ノンニコチンだけで吸うのはもちろん、ニコチン入りのフレーバーとノンニコチンのフレーバーをミックスして、さらにニコチン量を軽減させてシーシャを楽しむことも可能です。
シーシャにおける健康被害については研究データが少なく、どれくらいの害があるかはよくわかっていないのが現状です。どこまでいってもシーシャは喫煙具に分類されるものであるため、多少なりとも害があることは理解しておきましょう。害が気になる方は、ノンニコチンのフレーバーだけでシーシャを楽しむのもひとつの手です。
当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店では、通常のニコチン入りのフレーバーだけではなく、ノンニコチンフレーバーも数多くご用意しております。
シーシャは吸ってみたいけれど、ニコチンが気になるという方は、ノンニコチンでとお申し出いただければ、さまざまなフレーバーをご紹介できます。
なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。シーシャについてさらに知ってみたいという方は、こちらのアカウントもご参照くださいませ。
コメント