シーシャ屋さんに行くときに覚えておきたいマナーって?ハウスルールや暗黙の了解などを解説

シーシャ好きの人口も増え、お気に入りのお店を見つけた人や色々な店舗をめぐる人など、個人によって楽しみ方はさまざまです。シーシャ屋で働いている身としては、お店に足を運ぶ人口が増えたのは、大変喜ばしいことです。

しかし、少しシーシャに慣れた人は、もしかすると店員さんやお店に対して、知らず知らずのうちに失礼なことをしてしまっているかもしれません。シーシャ人口が増えた今だからこそ、シーシャ屋におけるマナーや暗黙の了解などを知っておきましょう。

シーシャ屋さんにおけるマナーとは

まず知っておきたいのが、シーシャ屋さんにおける基本的なマナーです。これらは知らずのうちに学んでいる人も多い、基本的なものです。特別難しいものではありませんが、今一度おさらいしておきましょう。

店内で騒がない

これはシーシャ屋に限ったことではありませんが、店内で騒ぐのはNGです。現在ではシーシャはさまざまなお店に置かれており、場所によってはクラブなどの騒がしい場所で提供されていることもあります。

シーシャはまだまだナイトライフを楽しむものというイメージを持つ人が多く、お酒と一緒に嗜まれることも少なくありません。

もちろん、クラブのような場所であれば、多少声量が大きくなっても問題ないかもしれませんが、通常のお店はその限りではないことは覚えておきましょう。特にシーシャをメインサービスとして扱っている専門店では、来店されるお客様の目的はあくまでもシーシャを吸うことです。

シーシャが吸える=騒いでも問題ないというわけではありませんので、このあたりの線引きは正しく理解しておきましょう。

荷物が器材に当たらないように注意する

シーシャは炭を熱源として吸う喫煙具であり、シーシャが出ている場所には高温の炭があります。席へ案内される際や退店時など、他のお客様のシーシャのそばを通ることも少なくありません。

その際に荷物がシーシャ本体、あるいは炭の入った器材にぶつかると大きな事故を引き起こします。炭という危険なものを取り扱っているお店だからこそ、移動する際には周辺への配慮が必須です。

特に冬場はコートなど、大きいものの着脱の際に器材にぶつかる恐れがあるため、注意しなければなりません。また、リュックを背負っている場合は、席につくまでリュックを前に抱えるなどして、周囲のものにぶつからないようにしましょう。

お店ごとのハウスルールも確認しよう

シーシャ屋さんで気をつけたいのは、基本的なマナーだけではありません。お店ごとに独自に設定されたハウスルールもあるため、その店の規則に従って行動することが大切です。不安がある場合は、事前にネットでチェックしたり、来店時に店員さんに尋ねるとよいでしょう。

飲食物の持ち込みについて

お店によって、飲食物の持ち込みの可否は異なります。完全に持ち込み不可の場合もあれば、軽食はOKで、ドリンク類はNGなど、細かな違いがあります。

また、飲食物の持ち込みはOKとしているお店でも、他のお客様への配慮として匂いのきついものに限ってNGとしていることも多いです。持ち込みやお店でウーバーなどの配達を頼んでもよいかなど、店員さんに確認しておきましょう。

チャージ料金について

お店によってはチャージを設けていることもあります。また、通常のチャージだけではなく、シーシャをシェアして吸う場合は、別途シェアチャージがかかる可能性もあることは理解しておきましょう。

さらに、お店によって1本のシーシャを何人までシェア可能かも異なります。複数人で来店し、シーシャをシェアする予定の場合は、シェアチャージの有無や金額、何人までシェア可能かをチェックしておくとよいでしょう。

シーシャ屋さんの暗黙の了解も知っておこう

基本的なルールではありませんが、シーシャ屋さんには一部暗黙の了解も存在しています。すべてを覚える必要はありませんが、店員さんへのリスペクトとして、覚えておいたほうがよいでしょう。

フレーバーのメーカー指定は避けよう

シーシャに慣れている方は、フレーバーを細かく指定することもあるでしょう。しかし、フレーバーのメーカーを指定するのは、あまりよくありません。シーシャのフレーバーにはたくさんのメーカーがあり、お店によって取り扱っているものは違います。

中にはフレーバーごとにわけてこだわりを持ち、特定のメーカーから仕入れているお店も多数あります。よりよいと考えているものを選別し、こだわってシーシャを提供している人に、使用するものをすべて指定するのは無粋ではないでしょうか。

もちろん、自分が吸いたいものをオーダーするのは当たり前の話ですので、あくまでも店員さんとの関係値ありでの話と考えてもらって構いません。

グラム数の指定はやめよう

自身でもシーシャを作っている人に見受けられる、グラム数の指定もマナーとしてよくありません。そもそもお店によって規定のグラムは違いますし、シーシャは火の入れ方で味が大きく変わるものです。

いつもそれで吸っているといっても、他の人が作ると全く同じ分量でも味の出方は変わり、もしかするとお店側が提供したいものではない味になる可能性もあります。

グラム数まで決まっているのなら、自宅で自身で作ったものを吸えばよいですし、せっかくお店に足を運ぶなら、ある程度作り手に任せるのが、シーシャ通の楽しみ方といえるでしょう。

お互いにリスペクトを持つことが大切

お店側はもちろん、来ていただいているお客様に敬意を払っています。お客様は神様というのは古い考え方であり、お金を払っているからといってマナーを破っていい理由にはなりません。

作り手と吸い手のお互いがリスペクトの気持ちを持つことで、シーシャはより一層楽しくなります。何度か通って店員さんとの関係性も構築できると、さらに居心地のよい場所になるでしょう。

シーシャとはどんなもの?基礎知識と当店のコンセプト

当店、Shisha Cafe & Bar LAGOS心斎橋・南船場店にも、さまざまなお客様がいらっしゃいます。来店されるお客様の多くは、静かにシーシャを楽しみたいと考えております。ゆっくりと穏やかな空間でシーシャを楽しみたいという方は、ぜひ当店にお越しくださいませ。

なお、シーシャについての豆知識は、店主のTwitterで発信しております。

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